占星術:天体の意味と順行・逆行

◇天体と惑星(西洋占星術)の違い

まずはじめに、当サイトでは、太陽、月、水星~冥王星までのいわゆる太陽系の星のことを「天体」と表記統一しております。これに対して、よくある一般的な西洋占星術のテキストでは、「惑星」と表記しております。これは次の考え方に基づき表記統一しております。

 

占星術はメソポタミア文明で生まれ、ヨーロッパに伝わり「西洋占星術」と名前が変わります。このヨーロッパでは太陽や水星~冥王星は地球のまわりを周回していた「天動説」を唱えさせられており、その時代の名残りの可能性として、西洋占星術では太陽や水星~冥王星は「惑星」と呼ばれていたと考えるためです。

 

一方、メソポタミア占星術の生まれたメソポタミア文明では、地震予知のために天王星、海王星、冥王星を発見・使用し、それらの天体、および地球は太陽を周回している「地動説」をすでに見つけていた考えられるため、メソポタミア占星術では「天体」と表記統一しております。よく考えてみると、現代になっても太陽のことを「惑星」と呼ぶテキストはいかがなことか、とも思いますが・・。

 

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(参考)メソポタミア文明で使用されていた太陽と月の表示

・ 占星術の起源とメソポタミア文明

https://mesopotamiaclub.com/free/collection

 

◇天体の順行と逆行

天体の逆行期間中は、その天体のエネルギーが正しく出てこないため、歪んだ出来事が起こりやすくなると言われています。ただし、出生図に天体の逆行を多く持っている人には「心地よく感じる」場合があります。

 

◇太陽の意味

「人生、仕事」

 

◇月の意味

「身体、メンタル」

 

 

◇水星の意味

「コミュニケーション」

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水星は「コミュニケーション」をつかさどる天体です。この水星が逆行になると逆の意味を持ちます。すなわち、「コミュニケーション不足」です。自分自身ではしっかり伝えたつもりでも、どこかに意思伝達が不足しやすく、お互いの信頼を損なわれられかねない時期になります。会社内での意思疎通に影響が出るため、特に営業職や販売職の方には影響が出やすい天体です。

 

また、水星はふたご座を本宅としており、反対側の「いて座」を水星が運行している期間や、水星に凶座相がたくさんあるときも、水星のエネルギーが減退しやすくなるため、逆行と似たような意味を持つことがあります。

 

水星順行の効果:

・コミュニケーションが取れる

・会話が弾む

・発言する、活発的に意見が出る

・未来志向で進む

 

水星逆行の影響:

・コミュニケーション不足に陥る

・交通機関の遅延に会う

・過去を振り返る

・通信機器が故障しやすくなる

・自分よがりな発言をされる

・社内決裁に時間がかかる

・誤った考え方をされる

・馬鹿げた考え方をされる

・ネガティブな考え方をする、される

  

◇金星の意味

「愛情、美、バランス感覚」

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金星の意味は「愛情」です。

金星が逆行期間となると、「愛情に満たされにくい」となります。金星はホロスコープで「幸せな結婚」をあらわすことが多く、金星の動きは注意してみてください。

 

最近、インターネットで「占い師」を名乗る素人が金星の逆行を「不倫」とする方がいます。これは、まったくのデタラメです。金星は定期的に逆行していますから、世の中、不倫の人だらけ、となり矛盾します。金星と他の天体のアスペクト等から総合的に判断することが大切です。こういう方々にはダマされないようにご注意ください。

ちなみに、金星が二つの天体から同時アスペクトを受けるとき、恋愛対象が複数となる方がいます。どのような天体が入るか、で判断します。

 

金星は「おうし座」を本宅としており、反対側の「さそり座」を運行している期間や出生図で金星に凶座相がたくさんあるときも、金星のエネルギーが減退しやすくなるため、逆行と似たような意味を持つことがあります。

 

金星順行の意味、効果:

・愛情

・センス、関心の方向性

・趣味 など

 

金星逆行の影響、意味:

・愛情に満たされにくい、飢えている

・関心がわかない

・趣味が合わない など

 

ホロスコープで金星の効果を得られるとき:

・出生天体の真上に進行金星が重なるとき

・出生金星に吉座相(アスペクト)が出るとき 

総合的にホロスコープから判断することが大切です。

 

 

  

◇火星の意味

「行動、怒り」

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火星の意味は「行動」です。この火星が周囲に影響がを強く与えはじめると、行き過ぎた行動、すなわち、「暴力」となります。そして、火星が逆行期間となると、行動力が欠如するとなります。火星はホロスコープをおよそ1~2年程度の短いスパンで周回します。このことから、「短期的な影響」をあらわすことが多くなりますが、何かに影響を与えることが増えるためその動きは注意してることが必要です。特に、人間関係の相性を見る時は火星の動きがとても大切です。

 

火星は「おひつじ座」を本宅としており、反対側の「おとめ座」を運行している期間や出生図で火星に凶座相がたくさんあるときも、火星のエネルギーが減退しやすくなるため、逆行と似たような意味を持つことがあります。

 

火星順行の意味、効果:

・行動(すぐ動く)

・暴力

・怪我 など

 

火星逆行の影響、意味:

・動きにくい

・動けない

・動きづらい など

 

◇木星の意味

「経済、幸福」

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木星の意味は「経済」です。文字通り財運を表します。木星という天体は非常に難しい天体で、本来は「膨れ上がる」という意味を持ちます。これは、太陽系の惑星のなかで、木星が最も大きいからで、大きい→大きくなる=膨れ上がるとなります。膨れ上がるもの=お金=経済という意味ですね。

 

そして、この木星が逆行期間ななると、「財運に課題が出てくる」となり、「手元にあるお金をすぐに使ってしまう」という意味を持つようになります。出生図に逆行木星があると、財力面で課題が出てくる方がいらっしゃいますが、進行木星が逆行から順行になると、財運が高まることがあります。一流企業の会長にも実際に見られるパターンです。

 

木星は「いて座」を本宅としており、反対側の「ふたこ座」を運行している期間や出生図で木星に凶座相がたくさんあるときも、木星のエネルギーが減退しやすくなるため、逆行と似たような意味を持つことがあります。

 

木星順行の意味、効果:

・経済、財運、財力

・資金、旅行

・膨張 など

 

木星逆行の影響、意味:

・無駄遣い

・資金に限りがあらわれる

・無計画 など

 

 

◇土星の意味

「制限、ブレーキ、停滞、人生計画」

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土星は「制限」「ブレーキ」をつかさどる天体です。これが逆行となると、自分に制限がない、すなわち「自制限がない」「自分に甘い」となります。逆行期間中は、自分自身に甘えるとなります。

 

土星は「やぎ座」を本宅としており、反対側の「かに座」を運行している期間や土星に凶座相がたくさんあるときも、土星のエネルギーが減退しやすくなるため、逆行と似たような意味を持つことがあります。

 

土星順行の効果と意味:

・制限される、停滞する

・社会や学校

・法規制、裁判、制裁を科す

・課題や問題が出る

・ルール、責任を与えられる

 

土星逆行の影響:

・自分に甘くなる

・解釈の違いが出る

・非現実的になる

・弱点、欠点、苦手、弱みがあらわになる 

 

◇天王星の意味

「突然変異、改革」

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天王星の意味は「突然変異」です。1781年、ヨーロッパで天王星が見つかった頃は産業革命の時代でした。言い換えると、産業の突然変異です。これが良い意味で使われると、異端児、革命児と呼ばれますが、逆行期間となり天王星のエネルギーが誤った方向に進むと、変異がない、すなわち、「変わり映えしない、進展がない」となります。

 

天王星は「みずがめ座」を本宅としており、反対側の「しし座」を運行している期間や、出生図で天王星に凶座相がたくさんあるときも、天王星のエネルギーが減退しやすくなるため、逆行と似たような意味を持つことがあります。

 

また、天王星、海王星、冥王星は順行や逆行の期間が比較的長くなるため、順行や逆行の意味が当てはまらないケースもあります。所属する十二星座や他天体からのアスペクトなどからプロの占星術師が総合的に判断することが大切です。

 

天王星順行の意味、効果:

・突然変異

・異端児、革命児

・独創的

・発見

・航空衛星

・情報通信、インターネット

 

天王星逆行の影響、意味:

・情報が混乱する、錯乱する

・新しい発想がない

・マンネリ化する

・情報に疎い、恵まれない

 

天王星逆行から順行に戻る影響:

・大きな災害(地震活動など)

・航空事故

 

天王星が逆行から順行に戻る瞬間に天王星の強いエネルギーが発揮され地震活動などを引き起こすケースがまれにあります。サインチェンジや火星など他の天体の動きを考慮した分析が必要です。メソポタミア文明の占星術師は天王星を使って大規模災害を予測していたと考えています。

 

 

◇海王星の意味

「感性、霊性、迷走、カリスマ」

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海王星の意味は「感性、霊性」です。

海王星が逆行期間となると、感性がない、本能がない、すなわち「気持ちがこもっていない」となります。

 

海王星は「うお座」を本宅としており、反対側の「おとめ座」を運行している期間や出生図で海王星に凶座相がたくさんあるときも、海王星のエネルギーが減退しやすくなるため、逆行と似たような意味を持つことがあります。

 

また、天王星と同様に海王星、冥王星は順行や逆行の期間が比較的長くなるため、順行や逆行の意味が当てはまらないケースもあります。所属する十二星座や他天体からのアスペクトなどから総合的に判断することが大切です。

 

海王星順行の意味、効果:

・感性、霊性

・迷走

・夢や幻の世界

・アイドルやテレビの世界

・ひらめき、アイディア など

 

海王星逆行の影響、意味:

・気持ちがこもっていない

・感性がない

・斬新さがない

・発想が乏しい など

 

海王星逆行から順行に戻る影響:

・大きな災害(地震活動など)

 

ホロスコープで海王星の影響を受けるとき:

・出生天体の真上や凶座相にいるとき

・アセンダント付近を通過するとき 

総合的にホロスコープから判断することが大切です。

 

海王星も天王星と同様にが逆行から順行に戻る瞬間に海王星の強いエネルギーが発揮され地震活動などを引き起こしたり、不可解な犯罪が起きるケースがまれにあります。サインチェンジや火星など他の天体の動きを考慮した分析が必要です。 

 

◇冥王星の意味

「破壊と再生」

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冥王星の意味は「破壊と再生」です。

どうしてこのような意味を持つのかというと、古代メソポタミア文明では、~太陽系は太陽から海王星までしかなかったのですが、海王星の引力に導かれて、ニビルという天体が太陽系に迷い込み、土星に接触し、土星の衛星ガガを弾き飛ばして「冥王星」となった~とされています。つまり、二ビルは「破壊」されますが、何もなかったところに、新しい天体(≒二ビルは再生された)ができた。というところから、「破壊」と「再生」という意味を持つようになったのです。

冥王星は実際の鑑定現場でも、破壊と再生を意図することがとても多く的中していると私自身も思います。古代メソポタミアの占星術師たちも同じことを考えていたのでしょうか。

 

そして、この冥王星が逆行期間ななると、「壊すものがなくなる」というところから、何を壊したら良いかわからない、すなわち、「大きな方向性を見い出せない」という意味を持つようになります。

 

冥王星は「さそり座」を本宅としており、反対側の「おうし座」を運行している期間や出生図で冥王星に凶座相がたくさんあるときも、冥王星のエネルギーが減退しやすくなるため、逆行と似たような意味を持つことがあります。

 

ただし、天王星や海王星と同様に冥王星は順行や逆行の期間が比較的長くなるため、それぞれの意味がそのまま当てはまらないケースもあります。所属する十二星座や他天体からのアスペクトなどから総合的に判断することが大切です。

 

 

冥王星順行の意味、効果:

・破壊と再生

・全体計画、全体像

・ゼロからのスタート など

 

冥王星逆行の影響、意味:

・方向性がブレる

・何も生まれない

・何をしたらよいか誰もわからない など

 

◇天体の強弱と意味

夏の太陽は日差しが強いです!しし座にいる太陽は意味合いが強化されます。反対に冬の太陽は日差しが弱いです。みずがめ座の太陽は意味合いが弱まります。このように、天体には意味が強まる十二星座と弱まる十二星座があります!占うテーマによっても意味が強まったり、弱まったりします。

 

◇占うテーマによって天体の意味は違う

占うテーマによって天体の意味は異なります。

例えば、仕事のことを占う場合は、太陽は会社とか業種ととなります。月は職種です。

結婚のことを占う場合は、彼氏が火星だったり、彼女が金星になります。

この辺は講座でも詳しく調べていきましょうね!

 

 

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